( 2005,12,01サイト開設 )

当院おすすめのセルフケア

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コリとり体操
肩の上〜肩甲骨の間
　　　コリのしぼり出し　　　

　肩甲骨の間のコリ、不快感

順序	方法
１		軽く胸を張り、そのまま両肩の先を、首すじの後ろ、ちょうどシャツの後ろえりあたりをめざしてちぢめる。
２		この方向で、しめ付けられるようなつっぱり感を感じないなら、肩のすくめる方向を、髪の生え際あたりにしたり、左右の肩甲骨を背骨へよせたりして、最もつっぱる方向を探す。
３		そのまま、5〜10秒間ほどギューッと縮めて、ストンと力を抜く。
４	写真クリックで 　　拡大できます。	つっぱり感がやわらいできたら、楽になったか確認する。
		《 効かないやり方　》　肩を縮めた時、肩先が耳より前にいってしまうと効きが悪くなります。意識しないで肩を縮めたら、ついつい耳のほうに向かいがちになるので注意が必要です。

〜 いかり肩の人にもなで肩の人にも 〜
　この体操は、ギューッと縮んだ後にはリラックスするという、筋肉の性質を利用したものです。
ですからコリが強くパンパンで、いかり肩のように肩が上がっているという方は、まずこの体操をしてある程度筋肉をリラックスさせてから、ストレッチをするといいかもしれません。
　また、いわゆる「なで肩」で肩がコる方にもオススメです。
　「なで肩」で肩こりの方は、筋肉が縮んでいるというよりも、むしろ伸ばされすぎたために、正常な筋力が発揮できなくなって、肩がコッてしまうということもあります。ちょうど、伸びきったゴムのような状態ですね。
　でも人間の体がゴムと異なるところは、体操によって正常な弾力性を取り戻すことができるということです。伸びて弱った筋肉へ、ギューッと縮ませる運動を繰り返していると、徐々に正常なバネを取り戻してきます。
　この体操は、なで肩の人にも、いかり肩の人にもオススメです。