手技療法を
学ぶ方のためのセミナー
つねに時代の後をゆく院長が
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〒062‐0932
札幌市豊平区平岸2条7丁目
1-15-303
TEL/FAX 011-812-6930
くつぬぎ手技治療院 |
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私は「手でどれだけ人の苦痛をやわらげることができるか?」 という問いと向き合い、25年あまりを過ごしてきました。
そんな私が手技療法を学んでいる方にどうしてもお伝えたいことは、あらゆる手技療法に共通する「触れる」「感じる」「動かす」という基本を、楽に操作して行う技術です。
それを習得すれば、自分の身体を傷めることなく、他のテクニックもよりスムーズに身につけ、効果的に用いやすくなるはずです。
手技療法の寺子屋という、評価と治療の基本に磨きをかける実技主体のセミナーを通して、その技術と想いを伝えたいと思っています。
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手技療法の寺子屋は、このような方のお力になります。 |
「手技療法(徒手療法:マニュアルセラピー)に興味がある」という方
⇒ 寺子屋セミナーでは、ASTRや筋膜リリースなど軟部組織系テクニックや、関節モビライゼーションなど関節系テクニックなど、テーマによってさまざまなテクニックを紹介しています。
大切にしているのは、それぞれのテクニックに共通する基本を軸にしてお伝えすること。それによって、互いのテクニックがバラバラにならず有機的につながり合い、技術の幅を無理なく広げていくことができます。
「手技療法を使っていると、腰や手など自分の身体がつらくなる」という方
⇒ セラピストの身体にかかる負担を、最小限にするための操作について、特に力を入れています。私自身もそれを実践することで、自分の身体を傷めなくなりました。
「触診しても、どこがおかしいのかよくわからない」という方
⇒ 異常な部位を特定する触診技術の習得を重視しています。その技術を、はじめの一歩からお伝えしていますので、ステップバイステップで身につけてくことができます。
「手技療法を効果的に用いるためのコツを知りたい」という方
⇒ 効果的に用いるためのコツは、じつは地味なもの。
その地味なコツどれだけたくさん実践しているかというのが、テクニックの効果を高めるポイントになります。セミナーの中で手や脚の操作など、ちょっとしたコツを数多く紹介しています。
「いろいろテクニックがあるけど、たくさんありすぎて何から学んでよいかわからない」という方
⇒ これまでの経験から、最終的にはテクニックと自分の相性というものもあると思います。寺子屋セミナーでお伝えしている基本は、どのテクニックにも通用します。これを身につけておけば、自分が新たに学んだテクニックに向いているかどうかの判断もつきやすくなるはずです。
「知識は増えたけど、自分の手が追いついていない、自信が持てない」という方
⇒ 実技中心に、基本をできるだけかみ砕いてお伝えしています。セミナーでお伝えしたことを根気よく繰り返し練習すれば、きっと自信が持てるようになるでしょう。。
手技療法の寺子屋では、クライアントの身体をどう操作するかということ以前に、セラピスト自身の身体をどう意識して操作し、評価と治療を行うかいうことを大切にしています。
何より大切なのは、セラピスト自身の身体を傷めないこと。そのような操作ができるからこそ、きちんとした評価と治療ができると考えています。
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寺子屋セミナーの様子
立位での脊柱の評価 腹斜筋へのアプローチ 内転筋へのアプローチ
前腕伸筋へのアプローチ 側臥位での腰部の評価 頚部へのアプローチ
仰臥位での膝関節の評価 前腕伸筋へのアプローチ 頸椎の評価とモビライゼーション
胸椎の評価とモビライゼーション 胸椎の評価とモビライゼーション 脊柱起立筋へのアプローチ
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手技療法の寺子屋では、このようなことを行います
手技療法にはさまざまな考え方のテクニックがあります。筋肉を重視する方法、関節を重視する方法、または頸椎や骨盤など特定の部位を重視するものもあります。そのいずれもが、軟部組織の質的・機能的異常な部位を特定し、適切にコントロールされた刺激を加えるという点では共通しています。つまり異常な部位を特定する技術、適切にコントロールされた刺激を加えるという技術を身につけていれば、どのようなテクニックも習得しやすくなるということになります。
≪ 「さまざまなテクニックの共通性」についてより詳しく ≫
そのために必要な基本とは「触れる」「感じる」「動かす」という技術です。
≪ 「基本の大切さ」についてより詳しく ≫
手技療法では「触れる」ことを通して、最終的な評価と治療が行われます。まず視診・問診に続いて、触れながら組織の状態を「感じとる」ことによって評価を進め、軟部組織の質的・機能的変化を起こした部位・範囲・深さ・方向を特定します。続いて、その部位に対して身体を「動かして」操作し、適切にコントロールされた強さ・速さ・振幅・時間の刺激を加えアプローチします。
「触れる」「感じる」「動かす」はシンプルで誰にでもできることである一方、これらを丁寧、確実に行うことは決して容易ではありません。そのためまず必要なことは、セラピスト自身が楽に操作できているということです。自分にとって無理な操作をしていては、正確な評価と治療は難しくなると共に、長期間の反復によって自分の身体を傷めてしまう可能性も高くなるからです。
≪ 「楽に操作すること」についてより詳しく ≫
手技療法の寺子屋では、昔の寺子屋で教えられていた「読み・書き・そろばん」を「触れる・感じる・動かす」としています。評価やあらゆるテクニックに共通する技術、楽に操作する技術を習得することにより、みなさんがどのような理論的背景を持って臨床に携わっても力を発揮できるようになっていただきたい。基本を身につけ、その生かし方である応用力を養っていただきたいと考えています。
≪ 「手技療法の寺子屋に込めた想い」についてより詳しく ≫
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受講される方にお願したいこと
セミナー前には解剖学などの確認をしてください。
手技療法の寺子屋セミナーでは、限られた時間の中で、お会いした時でしか伝えられない実技を中心にお伝えしたいと思っています。そのため、セミナー前にテーマとなる部位の解剖学や運動学については、教科書程度の内容で結構ですので、予め確認しておいてください。
セミナー後は必ず練習し、臨床で実践してください。
セミナーの内容そのものでなくても、基本的な身体の使い方や触診の方法を、日ごろ自分の用いている方法に照らし合わせて練習し、セミナーで学んだことを臨床でも生かせるようにしてください。
セミナーでお伝えしていることは、一日サッカー教室や書道教室と同じです。一回参加しただけでマスターできるようなものではありません。繰り返し練習することで身に付きます。
セミナーでは努力して身につける価値のある、技術とその練習方法をお伝えしたいと思っています。
身近な仲間たちにも教えてあげてください。
セミナーでお伝えしていることは基本的なことばかりです。みんなで共有すべきものであり、決して企業秘密みたいなものではありません。個人的にでもかまいませんし、職場内での伝達講習などを通じて、ぜひ仲間たちに教えてあげてください。
教えることは最高の学び。自分自身のためになります。
他の研修会にも積極的に参加してください。
手技療法の寺子屋セミナーでお伝えしているのは、たとえば腰痛へのアプローチなら全体の中のごく一部です。決して包括的にすべてを網羅しているわけではありません。そのため、他の研修会にも積極的に参加して視野や見聞を広めてください。
その際には、寺子屋セミナーでお伝えした技術的な基本を、他の研修会でもきちんと活かして用いることができるよう、つなげて自分に取りれるようにしていってください。
あらゆることがつながっていることを、体験を通して理解していただきたいと思います。
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